山住神社に行ってきました。

令和５年になりました。

遠山の地域は山村地域でして、民俗とか神社とか祭りとかもキーワードになる地域です。

さて、隣の県、静岡県の浜松市水窪町にある「山住（やまずみ）神社」に行ってきました。

山住さまは、遠山の地域からクルマでだいたい１時間位です。結構山の上にあります。（標高約１１００ｍ）

鳥居です。ここの狛犬はオオカミっぽいです。

手水舎。龍の口から水がでてきますが、凍ってました。

境内には樹齢１３００年という大きな杉の木があります。

社殿

となりに社務所があります。御札やお守りを取り扱っています。

頂いてきた御札。

山住神社は葵の御紋で、徳川家康公とゆかりがあるそうです。

そういえば大河ドラマでどうする家康がはじまりましたね。

縁起書です。

なお、遠山の霜月祭りを担ったムカシの地域の地禰宜サマ（民間宗教者）達は、山住神社とも関係あったようです。手元にある昭和６年頃に書かれた書き物の資料には「山住神社嘱託員○○」とか書いてある部分があります。（地禰宜サマ達は他に教派神道にも属されていたようです。但し地区や時代によって違うかもしれません。）

↑ムカシはコピー機もなかったので本を全部自分で書き写していたようです（画像は時代が変わってスキャンしてデータ化した書き物をPCディスプレイ表示ごしにスマホで撮影したものです）。

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津島牛頭天王、薬師如来、観音様

コロナウイルスは大変な事になっておりますが。

ムカシも疫病が流行ると大変な事になったようです。公衆衛生や医療技術やサービスなど未発達な時代は、神仏に祈願したり薬草を使ったりしたと聞きます。救急車など自動車もなかった時代（そもそも車道もないですが）は、戸板（家の戸の板）に病人をのせて何人かで運んだとも聞きます。

今回はこの地域にある石仏で、ムカシ、疫病や病気に御利益があるという事で信仰されていた神仏の例です。

１、津島牛頭天王（写真右側）

愛知県津島市にある津島神社から勧請されてきたのではないかと思います。津島様は各集落ごとくらいにに祀られていたようで、祀ってある数は多いと思います。

２、薬師如来（写真左）

津島様よりは祀ってあるのは少ないと思います。写真のここの集落場所の場合、ムカシ、どこからかの僧侶が云々とどこかに書いてあった記憶がありますが、その関係のものかもと勝手に思ってます。なお、写真右の人物の石像は子供を抱いているので子安様でしょうか。残念ながら写真を撮ったあと数年後に盗難にあってしまいました。

３、観音様

ムカシの道沿いなどに観音様がまつられていて、地域に疫病など悪いものが入ってこないようにとの事です。

おまけ

こちらは秋葉大権現と書いてあるかと思います。嘉永４年でしょうか。西暦1851年ですので約170年程前かと思います。

なお、石仏はよく盗難にあうようです。なので場所の案内などはできません。持ち去りなどはバチがあたりますのでやめましょう。

和田地区諏訪神社の御柱祭り （平成２８年）

平成２８年のものですが、４月３日に行われた和田諏訪神社の御柱祭りの写真です。

なお、これより前の３月１２日に山出し式をやりました。

http://kagurasansou.sblo.jp/article/182452570.html

さて、

当日朝の時点の行列です。御柱のある遠山中学校前に行くところです。（８時２０分頃）

遠山中学校前の御柱です。まだ縄などがつけられていません。

出発するところです。

人々で道路が埋め尽くされています。

宝船といってられた気がします。船の中に奉納金などを。

桜と消防車。消防団も協力しています。

遠山川と桜。

はるか向こうまで人、人、人です。こんなに人が集まるのは毎年夏に行われる同じ諏訪神社の御射山祭り以上かもしれません。

特別養護老人ホーム遠山荘まえです。

御柱を引っ張る縄です。

諏訪神社まえ到着です。

神社境内の。

いろいろな方向からワイヤーで引っ張って御柱を立てます。

この年は重機が出動しました。

御柱の上から垂幕。で、上からお菓子がまかれました。

お疲れさまでした。

時間（写真撮影時間）は神社到着が１５時頃、終わりが１７時頃でした。

和田地区諏訪神社の御柱山出し式（平成28年）

平成２８年３月になりますが、和田地区の諏訪神社御柱祭りの山出し式の写真です。

↓山から木を出すまえの神事です。

↓坂道で、木が転がっていかないように運びます。

↓信号機は新設で稼働しておりません。

↓先頭は遠山宮司さんです。

↓遠山中学校前。

詳細を知らないので解説などできなくてすいません。

山出し式は３月１２日に行われましたが、この後４月３日が祭りの本日になります。