木沢地区の熊野神社の霜月祭りの場面の動画です。(祭り全体からしますと、ほんの一場面です)
遠山の霜月祭りは、それぞれの神社のそれぞれの地区(神社の氏子さん方)で独自に行われます。基本的な内容は同じでも、舞い方に多少の違いがあったり、厳粛に行われることろもあれば、若い年代でにぎやかに行われるところもあったり、氏子以外の祭りの参加にオープンなところもあれば、そういう事もないところもあったり、さまざまなようです。
また、祭りは、主に和田地区タイプと木沢地区、上村地区のタイプに分かれるそうですが、一番分かりやすいのは和田タイプには笛が無く、木沢、上村地区タイプは笛があるという事でしょうか。
いずれの神社の霜月祭りも、後継者不足の問題があります。ここ数年のあいだに祭りが行われなくなった神社もあります。その神社のところの集落自体が「限界集落」という事がありますが、霜月祭りは、さかのぼれば、800年の歴史があるそうですので、今の時代に消えていってしまうのかと、惜しいものであります。
なお木沢地区におかれましては、最近、若い年代(30歳、40歳、50歳はまだ若手であります)を中心とした、霜月祭りを行っていく集まりができたそうです。
もし、霜月祭りをご見学されることがありましたら、よろしければお心付けといいますか、ご奉納をご用意いただければと思います。
posted by かぐら山荘のK at 21:47|
遠山の霜月祭り(重要無形民俗文化財)