2020年03月20日

津島牛頭天王、薬師如来、観音様

コロナウイルスは大変な事になっておりますが。

ムカシも疫病が流行ると大変な事になったようです。公衆衛生や医療技術やサービスなど未発達な時代は、神仏に祈願したり薬草を使ったりしたと聞きます。救急車など自動車もなかった時代(そもそも車道もないですが)は、戸板(家の戸の板)に病人をのせて何人かで運んだとも聞きます。

今回はこの地域にある石仏で、ムカシ、疫病や病気に御利益があるという事で信仰されていた神仏の例です。


1、津島牛頭天王(写真右側)
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愛知県津島市にある津島神社から勧請されてきたのではないかと思います。津島様は各集落ごとくらいにに祀られていたようで、祀ってある数は多いと思います。


2、薬師如来(写真左)
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津島様よりは祀ってあるのは少ないと思います。写真のここの集落場所の場合、ムカシ、どこからかの僧侶が云々とどこかに書いてあった記憶がありますが、その関係のものかもと勝手に思ってます。なお、写真右の人物の石像は子供を抱いているので子安様でしょうか。残念ながら写真を撮ったあと数年後に盗難にあってしまいました。



3、観音様
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ムカシの道沿いなどに観音様がまつられていて、地域に疫病など悪いものが入ってこないようにとの事です。


おまけ
DSCN4210.JPG
こちらは秋葉大権現と書いてあるかと思います。嘉永4年でしょうか。西暦1851年ですので約170年程前かと思います。

なお、石仏はよく盗難にあうようです。なので場所の案内などはできません。持ち去りなどはバチがあたりますのでやめましょう。
posted by かぐら山荘のK at 22:09| 神社、お寺、神事、祭りなど