長野県と静岡県の県境に「青崩峠(あおくずれとうげ)」がありますが、昔の古道、秋葉街道のルートです。
秋葉街道は静岡県浜松市天竜区にある秋葉神社に通じる道で、主に信州側から呼称されたようですが、逆に同じ道でも遠州静岡側からすると信州街道とよばれたようです。
さて、県境の青崩れ峠ですが、そこから遠州側のちょっといったところに「足神神社」と、怪物を退治したという犬「しっぺい太郎(早太郎)の墓」があります。
↑浜松市水窪(みさくぼ)にある草木トンネル付近にある脇道に入り、青崩峠を目指します。
↑足神神社。
↑足に関する願いがたくさんかけられていました。
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足神様は、足に御利益のある神様として多くの参詣者がこられるそうです。
さて、足神神社のとなりに「しっぺい太郎(早太郎)の墓」があります。
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「しっぺい太郎」は昔、現在の静岡県磐田市あたりで、長野県駒ケ根市にある光前寺から借りてきた犬に怪物を退治してもらったとの昔から伝わる話です。祀ってある磐田市の霊犬神社まで行ってきました。
↑静岡県磐田市にある見付天神 矢奈比賣(やなひめ)神社。そのおとなりにあるようです。
↑つつじ公園内にある霊犬神社の鳥居。
↑霊犬神社。犬を祀った日本唯一の神社だそうです。
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さて、長野県駒ケ根市にある光前寺ですが、何年か前に行ってきた写真がありまして、せっかくですのでこちらも載せたいと思います。
↑駒ケ根市にある光前寺。
↑光前寺本堂。
↑お寺の敷地内に「霊犬早太郎」の墓があります。光前寺では名前が早太郎となります。
↑早太郎の像。
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この言い伝えは、まんが日本昔ばなしにもなっていて、「猿神退治」という題であるようです。
(動画サイトのユーチューブでも見れるようです)